知るほどに楽しくなる、
ニッポンが好きになる。
伝統工芸のスペシャルサイト。
金工品

東京銀器

東京銀器という言葉は、昭和50年代に通産省や東京都から伝統的工芸品に指定されてからの名称ですが、その成り立ちは、江戸で花開いた銀の工芸品です。寛政元年には、幕府から、かんざし、櫛、煙管などに金銀を用いることを禁じたお触れが出ているほど、広く庶民にも親しまれたようです。銀細工職人は、銀師(しろがねし)と呼ばれ、名人上手がウデを競ったようです。明治に入ってからも江戸三百年で培った調金の技術は衰えず、20世紀初頭、各地で盛んに開催された万国博覧会にも出品され、東洋の日本という国を技術は、西洋の人々から賞賛されました。戦後は、アメリカ人のみやげ物として需要が伸び、新たなアイテムも加わりました。現在は、東京銀器の組合があり、約20社が、作品を競っており、銀の輝きや質感を愛する人々に提供されています。