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染物

小宮康正

小宮染色工場komiyasenshokukojo

小宮康助氏、小宮康孝氏と二代続けて江戸小紋の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されている江戸小紋の名門。三代目の康正さんも、昨年、紫綬褒章を受賞、名門の名に恥じないキャリアを積んでいる。 〝小宮の小紋〟の美しさは、くっきり染め抜かれた文様の冴えと、澄んだ地色によるものだが、決して偶然の産物ではない。「伝統とは改良の連続」という信念を家訓として、型紙、染料、米糊など、よりよい染めに欠かせない環境づくりを追究し続けてこそ生まれたものなのだ。初代・康助氏は、廃れかけていた江戸小紋を再興し、伊勢型紙(江戸小紋などに使われある柿渋の型は、江戸時代以降、主に三重県の伊勢周辺で彫られることからの名称)の技術保存に奔走。二代目・康孝氏は、〝丈夫で狂わず長持ちする〟伊勢型紙の地紙を改良、型彫師の育成にも力を注いだ。また、褪色しやすかった地色の弱点を改良すべく堅牢な染料を研究、そこから澄んだ色調にたどりついた。「江戸小紋の仕事は、いい生地、いい紙、いい型彫りがあってのもの。自分一人ではできません」とは康正さん。父・康孝さんが成し遂げた改良をしっかりと受け継ぎ、さらに、江戸小紋を染めるのにふさわしい国産繭を使った生地の開発にも取り組みはじめている。

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コミヤ・ヤスマサ
昭和31(1956)年生まれ。中学卒業後、定時制高校に通いながら父・康孝氏に師事。24歳で日本伝統工芸展に初入選。江戸小紋の型付けだけでなく、藍染め浴衣の古典技法である長板中型の復元にも取り組んでいる。現在、康正さんの長男・康義さん、次男・康平さんも後継者として修業中だ。

お問い合わせ先
〒124-0025
東京都葛飾区西新小岩3-7-4
TEL 03-3696-1448

おいらん道中

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