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焼物

京焼

古都の伝統が醸しだす雅で洗練された意匠と、卓越した技の結実。京都で焼かれる陶磁器には高い芸術性が備わっている。その所以は、草創から数世紀を経た今でも圧倒的な存在感を放ち続ける京焼の芸術家の存在だ。16世紀〜17世紀に活躍した名工、野々村仁清であり、尾形乾山である。雅な仁清の色絵、実兄である尾形光琳の大いなる影響も感じ取れる尾形乾山の琳派風装飾は、陶磁器を愛するものの永遠の憧れである。そしてまた、江戸時代末期にも、21世紀の今に至っても大きな影響力をもつ名工が出現した。青木木米、永楽保全、永楽和全などの、そうそうたる面々である。その後も、折々に京焼にはスターが登場して、時代の脚光を浴びる。全国のどの焼物とも異なる洗練された精巧なデザインと艶やかな色づかいは、古くから文化と芸術の都で生み出されたことの証でもあるかのようだ。